【工業簿記】材料

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直接材料費・間接材料費

直接材料費 主要材料費
買入部品費
間接材料費 補助材料費
消耗品費
消耗工具器具備品費

  • 直接材料費:特定の製品を作るために必要な材料費
    • 主要材料費(素材費・原料費):製品の主要な材料
    • 買入部品費:製品の部品として外部の業者から購入した材料費
  • 間接材料費:各製品に共通して必要な材料費
    • 補助材料費:補助的に使われる材料
    • 消耗品費:補助的な材料の内、使用したらなくなる材料
    • 消耗工具器具備品費:固定資産として処理する必要のない工具、器具、備品等

直接材料費・間接材料費(仕訳)

材料を購入する。

材料 1,000/現金 1,000

材料を直接材料費として使用する。

仕掛品 1,000/材料 1,000

材料を間接材料費として使用する。

製造間接費 500/材料 500

材料勘定の記入

材料費 分類 月初有高 当月仕入高 月末有高
原料 直接材料費 100 1,000 300
補助材料 間接材料費 50 500 150

  • 月初有高=100+50=150
  • 当月仕入高=1,000+500=1,500
  • 月末有高=300+150=450
  • 仕掛品(直接材料費の当月消費額)=月初有高+当月仕入高-月末有高=100+1,000-300=800
  • 製造間接費(間接材料費の当月消費額)=月初有高+当月仕入高-月末有高=50+500-150=400

材料

月初有高 150

当月消費額

仕掛品 800

製造間接費 400

当月仕入高 1,500

月末有高 450

仕掛品

材料 800

製造間接費

材料 400

材料の消費単価

先入先出法:先に仕入れた材料から使用すると仮定して材料の消費単価を計算する方法。

月初材料 100kg 100,000
当月材料購入 500kg 700,000
当月材料消費 400kg 520,000
月末材料 200kg 280,000
  • 当月材料の購入単価=700,000/500=1,400
  • 月末材料額=当月購入材料の単価×月末材料=1,400×200=280,000
  • 当月材料消費額=月初材料額+当月購入材料金額-月末材料額=100,000+700,000-280,000=520,000

平均法:消費された材料の単価に平均単価を使う方法。

平均単価=月初の材料金額+当月材料購入金額/月初の材料数量+当月材料購入数量

総平均法:月末に平均単価を計算する方法。

移動平均法:材料を仕入るごとに平均価格を計算する方法。

月初材料 100kg 100,000
当月材料購入 500kg 700,000
当月材料消費 400kg 533,333
月末材料 200kg 266,666
  • 平均単価=月初の材料金額+当月材料購入金額/月初の材料数量+当月材料購入数量=100,000+700,000/600=1,333
  • 月末材料額=平均単価×月末材料=1,333×200=266,666
  • 当月材料消費額=月初材料額+当月購入材料金額-月末材料額=100,000+700,000-266,667=533,333

材料の消費数量

継続記録法:材料を購入したとき、消費したときにその都度記録して材料の消費数量を把握する方法。

棚卸計算法:月初材料数量と当月購入材料数量を合計し、月末材料数量を控除して、当月消費数量を把握する方法。

消費数量=月初在庫量+当月受入量-実地棚卸数量

棚卸減耗費

棚卸減耗費とは、「継続記録法により記録されている月末材料金額」と「棚卸計算法により計算された月末材料金額」の差額によって求められる材料の金額。

棚卸減耗費の仕訳

製造間接費 50,000/材料 50,000

予定消費単価

予定消費単価:あらかじめ決めておいた材料の消費単価。

材料の実際消費額=実際消費単価×実際消費数量

材料の予定消費額=予定消費単価×実際消費数量

材料消費価格差異=予定消費額-実際消費額

(1)材料の予定消費額20,000(@100、200個)、実際消費額18,000(@100、180個)

20,000-18,000=2,000(有利差異)

材料 2,000/材料消費価格差異 2,000

(2)材料の予定消費額20,000(@100、200個)、実際消費額22,000(@100、220個)

20,000-22,000=△2,000(不利差異)

材料消費価格差異 2,000/材料 2,000

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