憲法の意味と国民主権

憲法の意味

形式的意味:憲法という名で呼ばれる成分の憲法典

実質的意味:ある特定の内容を持った法を憲法と呼ぶ

                       固有の意味:国家の統治の基本を定めた法

                       立憲的意味:自由主義に基づいて定められた国家の基礎法

国家権力を制限し、国民の権利・自由を保障するという点において、今日最も優れた憲法観念は立憲的意味での憲法である。

立憲的意味の憲法の特徴

  • 成文法
  • 硬性:通常の法よりも厳しい手続を経て改正がされる)

主権

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主権の概念

  1. 国家の統治権
  2. 最高独立性
  3. 国政の最高決定権

統治権:立法権・司法権・行政権(憲法41条にいう主権)

最高独立性:国内においては最高権力、対外的には独立

最高決定権:国政のあり方を最終的に決定する権威

国民主権

憲法前文にいう国民主権(「ここに主権が国民に存することを宣言し」)は、最高決定権の意味での主権である。国民主権の要素には、権力的契機と正当性の契機という2つがある

権力的契機:国政のあり方を最終的に決定する権力を国民が行使する

正当性の契機:国家の権力行使を正当化する究極的な権威は国民に在る

権力的契機に関しては、国民自身が政治のあり方を最終的に決定するという点が重要視されるため、この場合の主権の主体の「国民」は有権者をいう。一方で、正当性の契機に関して、国家権力を正当化する根拠は国民であるという点が重要視されるため、この場合の主権の主体の「国民」は全国民である。

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