「親告罪」撤廃受け、強姦容疑で逮捕

2014年に女性に性的暴行をしたとして、兵庫県警兵庫署は17日、神戸市兵庫区の風俗店従業員、深田亮容疑者(32)を強姦(ごうかん=刑法改正で「強制性交等」に名称変更)の疑いで逮捕した。当時、女性から告訴がなく事件化を見送っていたが、今年7月に施行された改正刑法で、被害者の告訴が必要な「親告罪」規定が撤廃されたため逮捕に踏み切った。

引用:毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20170919/k00/00m/040/058000c

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「親告罪」撤廃受け、強姦容疑で逮捕

7月13日に施行された改正刑法では、「親告罪」の規程が撤廃されました。親告罪とは、被害者自身による告訴が求められる犯罪であり、従前は強姦罪等の性犯罪は親告罪でした。7月13日の改正により、強姦罪強制性交等罪に名称を変更し、非親告化、つまり、被害者自ら告訴せずとも容疑者を訴追できるようになりました。

今回問題となる行為は、2014年9月21日、集合住宅の駐輪場で帰宅途中だった20代女性に性的暴行を行ったというものです。これは、改正刑法施行前に行われた行為ですので、旧規定である「強姦罪」が適用されます。但し、改正刑法附則2条2項は、「この法律による改正前の刑法(以下「旧法」という。)第180条又は第229条本文の規定により告訴がなければ公訴を提起することができないとされていた罪(旧法第224条の罪及び同条の罪を幇助する目的で犯した旧法第227条第1項の罪並びにこれらの罪の未遂を除く。)であってこの法律の施行前に犯したものについては、この法律の施行の際既に法律上告訴がされることがなくなっているものを除き、この法律の施行後は、告訴がなくても公訴を提起することができる」と規定しています。すなわち、施行前の行為であっても非親告罪として被害者の告訴がなくても容疑者を訴追することができます。

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